【簡易レビュー】J1第30節 ジュビロ磐田vsセレッソ大阪 

サッカー

今週はリアルタイムで試合を見れず、結果や他の方のレビューも先に見てしまったので簡易的に振り返ります。

スコア

2-2
得点者  –

順位:18位
勝ち点:24(5勝9分け15敗)
得失点差:-24(総得点:27、総失点:51)

山田の復帰

まずは山田の復帰は非常に大きい、やはり攻撃面で狭いスペースでボールを受けて、いい形の展開やキーパスを出せる選手がなかなかいない中でずっと闘っていたのが今季の磐田。

金子や大津は運動量豊富にチェイシングからのチャンスメイクタイプ。大森はドリブルで変化を加えるタイプ。山田はキャラクター的に不足していたタイプなので、チームに時間的な落ち着きを与えられるのと、周囲の選手がパスが出てくるのを信じて、前へのランニングが増える。

今期序盤は前の選手はボールを受けるためのゴール方向へのランニングは度々見せていたが、チーム全体がボールを大事に保持する意識が強く、キーパス狙いより、バックパスなど失わないパスの選択が多かった。

徐々にボールを受けるための動きが減っていき、出し手側もパスコースを失い追い込まれるという大きな流れだと思うので、この流れを変えられる選手ではないかと思う。

金子翔太の気迫

試合後のインタビューでの金子の雰囲気が、この残留争いであきらめずに全力で試合に臨んでいることが伝わってきて、見てるこちらも気を引き締められてしまう。

金子が後半戦でスタメンに入れてきているのもこの気迫が特に運動量の面で表現されているためだろう。そういう選手のところにボールは落ちてくる。

23節湘南戦のゴール、28節柏戦の吉長のゴールに繋がった落とし、今節のゴールとここ最近の磐田のゴールに複数回絡んでいる。

金子は身体が大きい方ではないので、ぶつかり合いでのフィジカル勝負に不利な面があり、五分五分でもパワーで押し切られてしまう場面もある。

しかし、そこでへこたれずに運動量でチームに貢献することができてきたのが最近の彼の好調ぶりの要因。

残り5試合

ただ、今日勝ち点1で終わったことで、残り5試合で16位との勝ち点差が6の18位。いよいよ厳しくなってきた。

最短では3試合で自動降格が決まる。とはいえ、2019年の時と比べると数字上の可能性はまだある。

今日のような試合を続ければ、可能性はなくはないが、いずれにせよ残り5試合で2勝1分以上の成績がマストになる。

次の静岡ダービーは本当に勝たないといけない試合。

コメント

タイトルとURLをコピーしました