【マッチレビュー】J1第19節 サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田

サッカー

目次

  1. スコア
  2. 出場メンバー(採点)
  3. フォーメーション
  4. 序盤から広島の攻勢
  5. 後半頭から交代策を打つ
  6. 悪夢の3失点目

スコア

0-3
得点者  –

順位:16位
勝ち点:19(4勝7分け8敗)
得失点差:-8(総得点:22、総失点:30)

出場メンバー(採点)

GK:三浦龍騎(5.5)
DF:山本義道(5)、伊藤槙人(5)
       リカルド・グラッサ(5.5)
WB:吉長真優(4.5)、小川大貴(5)
ボランチ:鹿沼直生(4.5)、遠藤保仁(4.5)
2シャドー:上原力也(5)、鈴木雄斗(5.5)
CF:大森晃太郎(6)

交代出場:
杉本健勇(5.5)、ジャーメイン良(6)、小川大貴(5.5)、金子翔太(6)、大井健太郎(-)

フォーメーション

代表ウィークによる中断期間明けの2試合を1勝1分とまずまずの出足だったので、今日の試合勝つか負けるかで大きくチームの雰囲気を変えそう。

前節から続いてファビゴンが欠場しているのが気になる。せっかく、調子も上がってきて結果もついてき始めていたのに。長期的のケガ等でないといいですが。

今節は大森をトップに配置する、いわゆるゼロトップ的な作戦か。

序盤から広島の攻勢

序盤は広島のボールキープに圧倒され防戦が続く。前回対戦時も序盤は広島に攻め込まれたので、状況は同じ。

22分に早くも試合が動く。磐田陣内からのセットプレーを満田が蹴り、綺麗に荒木に合わされヘッドで失点。満田の入れたボールが良すぎるというのもあるが、荒木もよく枠内に沈めた。

失点したものの、まだ時間はあるため切り替えて試合を進めたい。730分、グラッサが粘って大森に繋ぎ、そこから攻撃開始。大森を複数人の選手が追い越して、広島のDFラインを押し下げ、最後はバイタルで前を向いて吉長がシュート。シュートは大迫の正面に飛んでしまったが、今日やりたい攻撃はこういった形だろう。

この展開を増やすには深い位置でボールを奪った際に、いかに広島の即時奪回プレスを回避して前線に繋げるか。後方の選手たちのパスワーク、プレー選択が重要になる。

30分のこの攻撃を境に磐田がボールを保持する時間が続く。いいテンポでボールを繋いで広島陣内でのプレイが続く。ゴール付近までは運べるものの、いい形でシュートは打てず。

生粋のストライカーが不在の影響でゴール前で相手にとって危険な位置に入る選手がいない。

後半頭から交代策を打つ

後半頭から鹿沼と山本義を下げて、ジャーメイン良と山本康裕を投入。鈴木雄斗が山本義に代わって3バックの右に入り、ジャーメインが左のシャドーを務める。

ジャーメインというストライカータイプの選手が入ったことで攻撃時にゴールに繋がるようなポジション取りをする選手がいることでチャンスになりそうなシーンが増える。

しかし、52分に大森にアクシデントがあり、杉本健勇に交代。筋肉系のトラブルか。自分で歩いて下がったので、大事ではなさそうだが、もし大森が離脱となると厳しい。

63分磐田に逆風が続く。1失点目と全く同じかと思うくらいよく似た失点。今度は磐田陣内深い位置でセットプレー。野津田が蹴ったボールをニアで佐々木がヘッド。三浦は反応しきれず2失点目。

試合展開としても広島のビルドアップを捕まえきれず、防戦が続くなかでのこの2失点目が磐田に与えた心理的なダメージは大きかった。

悪夢の3失点目

この後も攻めきれない時間が続き、悪夢の3失点目が生まれる。

三浦がクリア兼前線へのパスとしてジャーメインに送ったボールを広島DFが頭で跳ね返すと前線でフリー森島司に繋がってしまい、確実にゴールに沈められる。

この後、諦めずに攻める磐田は78分に複数本のパスの繋ぎから、最後は上がってきた鈴木雄斗がフィニッシュ。ニアを狙ったシュートはポストを叩く。今日の試合、磐田の最大のチャンスはこのシーンだった。

試合はこのまま3-0で終了。

スコア、内容共に完敗といった出来だった。こういう時は開き直って、切り替えて次に臨んだ方が良いかもしれない。

セットプレーで2発被弾してしまったが、磐田にも遠藤というプレースキッカーがいるのでこういったゴールを増やせるともう少し楽になるのだが。

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