2024 J1 第15節 ジュビロ磐田vs浦和レッズ/金子の魂の同点弾で連敗ストップのドロー

サッカー
【ジュビロ磐田×浦和レッズ|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第15節|2024シーズン|Jリーグ

スコア

1-1

得点者:金子翔太

順位

16位

4勝8敗3分 勝ち点15

19得点22失点 得失点差-3

スタメン

GKに川島永嗣が復帰。また、前節ベンチスタートだった平川が左サイドに戻り、ジャーメイン以外は所定のメンバーが戻った印象。まずはいい時のメンバーに戻して、内容の立て直しを図りたい。

4連勝を目指して浦和が襲いかかる

前半は圧倒的な浦和のボール保持で開幕。浦和はSBの一枚が高い位置に入り、最終ラインが3バック化して全体を押し上げてパスワークする。前線ではサンタナ、中島翔哉などボールの収まる選手がいて右サイドは快速のウィンガー前田直輝もいて、ボール保持が浦和に偏るのも仕方ない。

立ち上がりはペナルティエリア手前のハーフスペースに縦パスをつけられて守備にあたふたする場面もあったが、20分過ぎ頃から徐々にアジャストしてきて、守備陣形が揺さぶられることが減って行く。

単発的だが奪ったボールをサイドから縦に運んでクロスを上げる場面も出てくる。

浦和の勢いが弱まり五分の試合に

30分過ぎ頃からはイーブンに近いくらいボールも持てるようになってくる。立ち上がり、浦和がかなりギアを上げて攻め立てたが、少し勢いが落ち着いたことで、磐田の選手がボールを持つ余裕ができた。

守備も時間を追うごとに安定してきて、浦和の前線3人のマーキング、後方から上がってくる選手の使うスペースのチェックなどうまく受け渡しながら守れるようになって、浦和は思い通りに高い位置にボールを運べなくなる。

ただ、攻撃に関してはやはり単発的で、シュートまで持って行くことはできず。立ち上がりにかなり押し込まれたので、それを考えると奪った後にすぐに分厚く押し上げるのも勇気が要るのでやむなし。

前半はこのままスコアレスで折り返し。

前半の流れを維持して後半に入る

勝負の後半は両チーム選手交代なしでスタート。

ここ数試合は自分たちのCKや攻撃時から奪われて切り替わったところで致命的なパスが通ってしまって失点するパターンが多かった。攻撃の意識が強くなって守備のリスクヘッジ意識が弱くなった所を突かれているので注意したい。

ただ、今日は浦和の攻撃の圧力が強いので、守備意識が高いまま維持されているのが、幸いとなっているかもしれない。

51分に右サイドのパス交換で最後にレオ・ゴメスのミドルシュート。枠は逸れたがこの試合、初めて可能性を感じさせるシーン。

この試合は攻守の場面で守備時の寄せや競り合いがしっかりできていて、鳥栖戦以降は特に劣勢になると寄せの甘さが見えていた課題が修正されていた。そのため前半からややファウルが多かったが、このくらい毎試合どんな劣勢でも気持ちを見せたい。

60分過ぎ頃から再び浦和が押し込み始める。後半は前半と違って3バック化せずに両SBたも高い位置を取る。ショルツとホイブラーヘンがボールを持ち運んで磐田の布陣を押し込みつつ、磐田の選手を釣り出そうとする。

68分、押し込んだ浦和はCKを獲得するとこのボールを中島翔哉が蹴る。ファーのホイブラーヘンが足で合わせてゴールを流し込む。なんとか耐えていた磐田だが、ついにこじ開けられてしまう。

69分に山田とゴメスが下がり、金子翔太と西久保駿介が入る。植村がボランチに移り、右SBに西久保が入る。

金子翔太の起死回生弾

70分に金子が劣勢を跳ね返して見せる。右サイド高めの位置で西久保が身体を投げ出しながらボールを奪うとペイショットに繋げて上がってきた松本に繋ぐ。松本のクロスに飛び込んだ平川のところは競り負けるがセカンドを拾ったのは上原。おそらく上原はシュートを打ったと思うがこのシュートを金子がコースを変えて、西川の牙城を崩す。

前節、前々節と失点してから気落ちして寄せが甘くなり、試合の流れを明け渡してしまっていた感があったが、そうなる前に金子が同点弾を決めてくれたのは大きい。

80分に浦和は中島と石原、サンタナが下がり、酒井宏樹とパンヤ、興梠慎三が入る。

磐田は松本を下げて、ブルーノ・ジョゼが入る。松本は今日の試合、攻守で勇気を持って仕掛けていたのはとても良かった。

試合も終盤となり、磐田も高い位置でボールを奪って攻撃することができるようになる。右サイドはジョゼ、西久保と強みが出て複数本クロスを入れて勝ち越しを目指すが、浦和も守備陣が粘って得点は許さず。

最終盤両チーム勝ち点3を目指す

浦和も2CBが高い位置まで運んで、押し込んで磐田の守備をこじ開ける縦パスを狙う。ショルツはもう流れの中でバイタル付近までボールを持ち運んでくる。90分にはゴール正面混戦の中で大畑がシュートを打つが川島がギリギリでかき出して失点を防ぐ。

両チーム体力的に厳しい選手もいるが最後まで球際あきらめずに激しく争う。

ロスタイム5分が過ぎて1-1で試合終了。

甦った球際の寄せ

連敗を3で止めたこともよかったが、90分通じて、球際の寄せや競り合いの強度を維持できたのがよかった。勝ち点を重ねることができていた時期はこういう風にプレイできていたと思うので、これを絶対忘れないで続けてほしい。

インタビューで金子は試合に出れなかったことへの悔しさを見せていた。こういう気持ちをプレイで表現してチーム全体に伝播させてほしい。

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