2024 J1 第12節 ジュビロ磐田vsサガン鳥栖/主力を欠いた不安を払拭できず、今季最悪のゲーム

サッカー

スコア

0-3

得点者:-

順位

暫定14位

4勝6敗2分 勝ち点14

得点18失点20 得失点差-2

スタメン

前節のスタメンからジャメ、川島、グラッサが欠場。西久保がベンチスタート。代わりを務める石田雅俊、小川大貴、坪井湧也が今季初スタメン。鈴木海音も久々のスタメン。

坪井は過去の実戦は2022年に神戸時代にリーグ戦2試合、2023年はカップ戦3試合のみ。経験という面では不安もあるため、チームでサポートしたい。

また、ジャメは1ヶ月は離脱となってしまったので、今後数試合の攻撃の形を作ることも大事。石田がこれをチャンスとして個性を発揮してくれるとジャメ復帰後もチームの攻撃のオプションになる。

鳥栖のサイド攻撃に苦戦

鳥栖はサイドでSHとSBがハーフスペースとサイドの立ち位置を流動的に変えてパス交換して攻めてくる。また、それに加えてボランチも高い位置まで上がって攻撃をサポートする。

序盤は磐田の守備陣がこの鳥栖のサイドからの攻めでマークを捕まえきれずやや守勢に回る。ただ、鈴木海や鹿沼のカバーエリアが広くなんとか決定機を作らせないで済んでいた。

攻撃に関してはペイショットのボールの収まりが今ひとつ安定せず、石田も広範囲に動くタイプではないのでペイショットを追い越したり、サイドに流れたりといった動きは少なく、磐田は前線がボールを受けての起点作りに苦労していた。

ただ、30分過ぎ頃からは磐田はサイドの選手がボールを受けて敵を引きつけてから、前線の選手に斜めの縦パスを入れて攻め始める。

オフサイドで取り消しとなったがCKの流れから松本のシュートや、平川がバイタルあたりでボールを受けてゴールバーを叩くシュートを放つなど、得点の気配は出始めていた。

先制点は鳥栖へ

スコアレスで折り返すと思われた45分に富樫敬真にヘッドで先制点を奪われる。横山が左サイドでボールを受けてカットインしながらゴール前にボールを上げると右SHの富樫が斜めに入ってきて頭を合わせる。鹿沼も気づいて富樫についたが一歩遅れてしまい、坪井もクロスに反応して運悪く少し前に出てしまい、坪井の頭の上をループするようにボールはゴールに吸い込まれた。

後半は頭から平川に代えて古川陽介が入る。古川の突破力はJ1でも充分通用するが、課題は突破した後のフィニッシュワーク。一つ二つ結果に繋がれば自信にもなるので、得点に絡みたい。

しかし、得点は鳥栖に生まれる。57分にCKの流れからカウンター。前節グラッサが退場になったシーンにも似た形でマルセロ・ヒアンにボールが入ると松本と植村で挟んで守備しようとしたところをヒアンの身体の強さを発揮されて突破を許すと坪井が前に出たところをループ気味に決められる。

松本のヒアンへの身体の当て方は少し、アバウトだった。また、植村もリスクヘッジの頭が働かなったような動きだったのが残念。

失点直後に磐田は松本と小川を下げて、ブルーノ・ジョゼと西久保駿介が入る。

前節と同じく2点を先行される展開。前節はここから一度は同点にしたが、それも再現できるか。

2失点目が重くのしかかる

66分に鳥栖は丸橋を代えて長沼洋一がIN。

2失点目以降磐田より鳥栖の選手の動きがよくなり、ボールの支配は鳥栖が増えていく。

71分、磐田は石田を下げて藤川虎太郎を投入。

暑さもあってか、磐田の選手の動きが全体的に鈍ってきて押し上げもできなくなり、厚みのある攻撃もできず、ボールを奪われた後も中盤で鳥栖の選手へのチェックが遅れる。

77分にハイボールを坪井がキャッチミスしてしまい、長沼に渡り、フリーでシュート。植村がカバーに入るも及ばず。致命的な3失点目を奪われる。

79分に磐田は植村を下げて、藤原健介を投入。鳥栖はヒアンと横山を下げてヴィニシウス・アラウージョと河田篤秀が入る。

85分に松原が左から入れたグラウンダーをペイショットなトラップから反転してシュート。ゴールに吸い込まれたが、トラップの際にペイショットの手に当たっていたため、ゴールは取り消し。ツキにも見放されたか。

88分にジョゼが裏抜けして、そこに藤原がパスを付ける。トラップが乱れていい形でシュートは打てなかったが、ジョゼは劣勢の流れをなんとか変えようと気持ちを見せていた。

ロスタイム5分でも得点は奪えずに試合終了。

今季最低のゲーム

今日の磐田は何人か主力が出れなかった点は考慮材料とはいえ、それ以上に不甲斐ないシーンが多かった。特に2失点目のシーンとそれ以降に気落ちしたようなまま試合を進めてしまったのはチームとして反省しないといけない。

2失点目に至るまでの間でなかなか攻守がうまくいかないことで自信を失っていった部分もあるかもしれないが、そういう時こそ気持ちを入れ直して、走る、寄せる、身体をぶつけて相手の自由にさせないといった部分で相手にプレッシャーを与えないと試合の流れを自ら手放してしまう。

試合終了後にブーイングが飛んだように聞こえたが、これをきちんと受け止めて、仮に負けたとしても拍手がもらえるように気持ちを見せて最後まで諦めずにプレイして欲しい。

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